デコせまい対策
おでこの狭さをカバーするために、前髪はつむじの方向から持ってくるような感じで奥の方から作りましょう。またかきあげ前髪にして縦長にボリュームを出すと、おでこの狭さが目立たなくなります。
浮いてしまう対策
前髪が浮いてしまう人は、まず根元に水をスプレーし、コームで真っすぐ伸ばしてからドライヤーの温風で根元をこすりながら乾かしましょう。最後に冷風を当てると落ち着いた状態をキープできます。
薄い対策
前髪が薄い人は、ボリューム感の出る工夫が大切。例えば長い前髪はその重みで根元にボリュームが出なくなってしまうため、短めにカットするのがお勧め。また前髪をカールさせることでもボリュームを出すことができます。
前髪が割れる対策
前髪がぱっくり割れてしまう人は、まずお風呂上りの髪が濡れている間に必ずブローするようにしましょう。また朝スタイリングする時には、割れているところをピンで押さえて5分ほど待ち、スタイリング剤で調整すると良いですよ。
ぺったんこ対策
短めぺったんこ髪の人は、前髪をカラーやコテで内巻きにし厚めのぱっつん前髪にすると可愛くなります。ある程度長めの人は、ふんわりかきあげ前髪にするのもお勧めです。
クセで曲がってしまう対策
前髪がクセで曲がってしまう人も、髪の根元、生え際の癖が原因です。洗髪後すぐにドライヤーで乾かす習慣をつけましょう。この時生え癖に逆らうようにして乾かすとかなり改善されていきます。
すぐに伸びる対策
前髪の伸びが早いと悩んでいる人は、いっそのことセルフカットを覚えるのも1つの手。髪は乾いた状態で、一気に切るのではなく少しずつ切るようにするのがポイントです。
綺麗に流れない
前髪がキレイに流れてくれないのは、生え癖に逆らって流しているからかもしれません。まずはダッカールを使って前髪の生え際から1～2㎝部分を留めて毛の流れている方向を確認しましょう。生え際の流れに沿うようにするとキレイに流すことができます。
ロングでうまくかきあげが作れない
かきあげが作りにくい人は、まず水スプレーで前髪の根元を濡らし、続いてドライヤーの温風で後ろ向きに乾かしましょう。そのままドライヤーの冷風に切り替えて冷やせばキレイに立ちあがります。
顔の形別おすすめ前髪
丸顔・逆三角形・ベース型・面長・・・。理想の顔の形は卵型と言われていますが、現実にはそうはいかず顔の形に悩んでいる人も少なくありませんね。
でも安心してください。それぞれ顔の形に合った、良く似合うお洒落な前髪スタイルがあるんです。悩みのタネになっている部分をさりげなくフォローしつつチャームポイントをグッと引き立てることのできる、お勧めの前髪をご紹介します。
丸顔
丸顔さんの特徴は、「眉から口までの長さ2：顔の横幅が3」という広めの幅と、ふっくら大きめの頬。そのため幼い印象になり、野暮ったく子供過ぎて見えたりするのが悩みです。
丸顔におすすめの前髪「前髪なしのセンターパート」
丸顔さんには「前髪なしのセンターパート」がお勧め。額部分が縦方向へシャープな流れを作る為、理想の卵型に見せることができます。
丸顔におすすめの前髪2「眉上バング」
「眉上バング」も丸顔さんにピッタリ。余計に子供っぽく見えるのでは？と思うかもしれませんが、顔型を卵型に見せてくれるので、丸顔のかわいらしさを残しつつ顔幅の広さをカバーしてくれるんです。
逆三角形
逆三角形さんの特徴は、頭のハチ（こめかみ部分）が張っているのに対し、顎がシャープで細いこと。このため大人っぽい印象を与えるのですが、全体に尖った印象を与えるため、冷たくキツイ性格に見られてしまうことがあります。
逆三角形におすすめの前髪1「前髪を斜めに流す」
逆三角形さんは、前髪を斜めに流すスタイルがお勧め。前髪を斜めに流すと顔のラインが斜め外方向に向くため、顔の輪郭と逆のラインを作ることができます。
逆三角形におすすめの前髪2「ワンカールパーマでラウンドさせる」
逆三角形の冷たい印象を抑えるために、全体的に柔らかい雰囲気を持たせる髪型がお勧めです。前髪をワンカールパーマでラウンドさせるとふんわり優しい雰囲気になります。
ベース型
ベース型は、顔のエラが張っているのが最大の特徴です。実は可愛らしい顔立ちの人が多いのですが、エラ張りのせいで顔が大きく見えたり平面的に見えたりするのが悩みのタネです。
ベース型におすすめの前髪1「前髪をセンターに分け」
何といっても最大の悩みのタネ、エラ張りを隠すスタイルがお勧め。前髪をセンターに分けて顎のあたりまで伸ばすとエラを隠すことができます。
ベース型におすすめの前髪2「ショートヘア」
ベース型さんに一番お勧めなのはショートヘア。顔周りをカバーできるショートヘアに、おでこがチラッとみえるシャギーな前髪で輪郭がひし形になるようにするとバランスが良くなります。
面長
面長さんは、「眉から口までの長さ3：顔の幅2」という、丁度丸顔さんと真逆の形になるのが特徴。大人っぽく見えるのがメリットですが、これが同時に「老けて見える」「可愛く見えない」などといった悩みにもなります。
面長におすすめの前髪1「重め前髪」
面長さんの縦長シルエットを短くする簡単な方法は、重め前髪を作ることです。見えるおでこの面積が少なくなりますから小顔っぽく見せることができます。
面長におすすめの前髪2「前髪無しスタイル」
前髪無しスタイルにしたいなら、面長さんはセンターではなく少し横から分けるようにしましょう。また前髪ストレートは縦シルエットを更に強調してしまうので、サイドからパーマをかけるのがお勧めです。
伸ばしかけが耐えられず切ってしまうときの対策
伸ばしかけ、特に前髪の伸ばしかけは鬱陶しくて耐え切れずに切ってしまいたくなりますよね。そこをグッと我慢して伸ばしたい時は、前髪アレンジを駆使しましょう。
例えば前髪をくるりんぱやロープ編みで固定してしまえば、邪魔にならないだけでなく可愛らしくこなれた印象になりますし、前髪をセンター分けにし金ピンアレンジで留めても大人可愛くなります。
自分で切る時に気をつけるポイント
自分で前髪を切る場合は、髪が乾いている状態で切るようにしましょう。濡れている状態では通常より下がっているため、乾いた時に「切りすぎた」と後悔してしまうことが多いです。
また一度に切らず、少量つまんでハサミが髪に対して斜めに当たるようにして少しずつ切ります。ただし髪を引っ張った状態の時点で切る位置を決めないようにしましょう。これも切りすぎてしまう原因になります。
ウィッグをつかうのもあり？
切ってしまう前に、前髪ウィッグを使って色々試してみるものお勧めです。ピンポイントで使用するため境目部分が不自然になりやすいのですが、この欠点さえカバーできればかなり重宝するお洒落アイテムです。
ポイントは、素材と色、形状を自分の髪質や色と合わせて良く選ぶことです。なかなか合うものが見つからない場合は、オーダーメードという手もあります。
まとめ
人と対面した時、まず最初に目に飛び込んでくるのが前髪。それだけに好印象を与えるスタイルにしたいものですが、例えば浮いてしまう・ぺったんこ・癖で曲がってしまう・キレイに流れてくれない・・・など等前髪の悩みも多く、思うようなスタイルが作れないこともありますよね。そんな時は「髪質だから仕方ない」とあきらめず、髪質の悩みをカバーするスタイルにするなど工夫してみましょう。
また、丸顔さんならセンター分けスタイルで縦ラインを出したり、逆に面長さんなら重めの前髪で縦ラインを短く見せたりと、顔の形によってもお勧めの前髪スタイルが異なります。自分の顔型となりたいイメージとを考えながら、似合いそうな前髪スタイルを探してみましょう。
手軽に色んなスタイルを試してみたいのであれば、ウィッグを使うというのも1つの手。最近は安価に手に入れることができるようになっていますし、オーダーメードを受け付けているお店もあるので、是非試してみてください。
