ベジラテとは
ベジラテとは、野菜やフルーツなどの材料を、豆乳やアーモンドなどの植物性ミルクで割るヴィーガン対応のラテのことです。材料である野菜やフルーツのカラフルな色を活かした、ノンカフェインの身体に優しい飲み物で、若い女性を中心に人気を集めています。
野菜を使った飲み物というとスムージーが代表的ですが、これは基本的に冷たい飲み物であるため身体を冷やしてしまいがちです。その点ベジラテはく野菜とフルーツを温かく味わうことができるため、身体や内臓を冷やしてしまう心配がありません。
ヘルシーかつ温かい飲み物を求める場合にはうってつけのニューヨーク発のホットドリンクであり、現在は東京にも専門店があります。スムージー店でもオリジナルメニューを発売しているところは多く、ヘルシーファーストフードとして静かなブームを起こしている飲み物です。
また作り方がシンプルであることから、手作りでベジラテを食習慣に取り入れている人も増えてきています。
家で簡単に作れるベジラテレシピ
ベジラテはスムージー同様に自宅で簡単に作ることができます。スムージと違い食材の皮を剥くといった下ごしらえは多少必要になりますが、夜や休日に予め準備をしておけば、忙しい朝でも簡単な手間ですぐに作ることが可能です。
まだまだ爆発的な人気が広がっているわけでは無いためレシピは少ないですが、一度作ってみると好みの食材でアレンジを考えていけるようになるので、作りやすいレシピからスタートしてみてください。
材料
誰でも飲みやすいベジラテレシピとしては、かぼちゃとマンゴーのラテがおすすめです。材料はかぼちゃ150g、マンゴージュース100ml、調整豆乳200mlと、仕上げ用のかぼちゃパウダー少々です。
マンゴージュースと調整豆乳、かぼちゃパウダーは、市販のものを調達・ストックして置きやすいのがメリットです。また、かぼちゃは一年を通して手に入れやすい食材ですし、冷凍かぼちゃを代用することもできるので、材料の調達に苦労しません。
手順
作り方の手順は、
- 皮を除いたかぼちゃを600Wで約3分加熱、ミキサーに投入、マンゴージュースも加えて混ぜ、できたらグラスに注いでおきます。
- 次に豆乳を600Wのレンジで1分加熱、これを泡だて器で泡立てたら、かぼちゃとマンゴージュースの入ったグラスに液体から注ぎ、最後に泡を盛り付けてください。
- 仕上げにかぼちゃパウダーを少しトッピングしたら完成です。作り方に慣れてしまえば、10分もせず完成します。
コツ・ポイント
美味しく作るポイントは、やはりかぼちゃの加熱具合です。上手く熱が通っていないとごそごそとした生の味、食感があるため、レンジで加熱する際はより熱が通りやすいよう、細かく砕いておくと良いでしょう。
味付けされていない冷凍かぼちゃ等を利用するとより滑らかな舌触りとなるので、生のかぼちゃではなくこちらを利用するのもおすすめです。また豆乳の泡立てが面倒という場合には、泡だて器でなく湯切りざるを軽く上下させるだけでも簡単に泡を立てることができます。
インスタ映えもする
出典:www.elle.comベジラテは材料とする野菜やフルーツの色がそのままドリンクの色として現れるため、とても見栄えがします。毎日の食事を記録がてらインスタにアップしているというのであれば、見映えする一品として写真におさめていくことができるでしょう。
マグカップやカフェボウル、グラスなど器を変えるだけでも見映えの仕方は違いますし、毎日材料を変えることでも色とりどりのベジラテを作ることが可能です。ヘルシーでおしゃれな食事を多くの人にアピールできる、素敵なドリンクと言えます。
ベジラテが飲めるカフェを紹介
都内ではベジラテをレギュラーメニューとして扱っているカフェも少なくありません。そのお店でしか飲めないオリジナルベジブレンドのベジラテも多々ありますから、自作メニューのヒントとして色々なものを飲み比べてみるのもおすすめです。
ベジラテは材料の味が活きるドリンクであることから、ちょっとしたトッピングを加えるだけでもぐっと美味しくなるので、有名店の味を盗んでオリジナルレシピに活かしてみてください。
カフェ1:SOAKS
中目黒のカフェSOAKSでは、国産野菜を使ったメニューを豊富に提供しています。ベジラテのバリエーションも豊富で、紫いもラテ、にんじんラテ、ほうれん草ラテ、かぼちゃラテをリーズナブルな価格で楽しむことができます。
カフェ2:ELLE cafe
表参道のELLE cafeは、1階がカフェ、2階がレストランになっています。アーモンドミルクにビーツジャムを加えたラズベリービーツラテ、トッピングを選べるチャイ風ターメリックラテ、抹茶タピオカラテを楽しむことができるお店です。
ベジラテがなぜ美容に効果があるのか?
ベジラテは使用する材料が野菜、フルーツ、豆乳やアーモンドなどの植物ミルクであるため、栄養満点です。特に肌や粘膜の健康を維持する栄養であるビタミンが豊富ですから、毎日の食事に取り入れていくことで美肌効果を期待していくことができます。
普通の食事でベジラテに使用する材料を摂っていこうとすれば大変なことですが、ドリンクとなれば調理の手間も簡単でごくごく飲めるので、継続しやすいといったメリットもあります。毎日の定番メニューとして定着すれば、それだけで美容には大きなプラスとなるでしょう。身体の中から美しくなりたいという人にとっても、非常に効果的な飲み物と言えます。
忙しい朝にぴったり
朝は何かと忙しく、支度に時間を取られて朝食をないがしろにしてしまいがちです。しかしベジラテならカップ一杯でたくさんの野菜とフルーツの栄養を摂れますから、偏りがちな朝食の栄養バランスもしっかり補うことができます。
作り方も簡単で、ミキサーに材料を入れてワンタッチで作れてしまいますから、忙しい朝でもあっという間に調理ができてしまいます。あれこれ献立を考えるよりも手軽に充分な栄養を摂れるので、とてもおすすめです。
ホットだから冷え性にも効果あり
野菜やフルーツを材料とした飲み物というとスムージーを思い浮かべることが多いですが、スムージーは冷たい飲み物であるため、内臓を冷やしてしまいがちです。その点ベジラテはホットドリンクですからそういった心配が無く、飲むことで内臓も身体も温めることができます。
野菜とフルーツの栄養が満点のホットドリンクですから、特に寒い冬にはおすすめの飲み物です。ショウガなどをプラスすることで冷え性などにも抜群の効果を発揮してくれるので、温まる飲み物を求める人にはまさにうってつけのドリンクと言えるでしょう。
ノンカフェインで妊婦さんにもオススメ
妊婦さんは飲み物一つにしても赤ちゃんへの影響も考えていかなければなりませんが、その点ベジラテは野菜、フルーツ、豆乳やアーモンドなどの植物ミルクが材料であるため、とてもヘルシーに栄養補給をすることができます。
ノンカフェインなので赤ちゃんへの影響を心配する必要も無く、毎日のお茶に飲めるのも嬉しいポイントです。妊娠中はカフェインを避けることから飲み物の選択肢も狭まりますが、その点ベジラテは毎日の工夫で味を変えて変化を楽しめるおすすめのドリンクです。
他にもある!朝食トレンドの「コンジー」とは
毎日のヘルシーでおしゃれな朝食としておすすめのベジラテですが、これに続くものとして海外で人気を集めているのがコンジーです。コンジーはいわゆるおかゆで、シンプルな白米だけでは無く、ここに具材をトッピングしてより栄養満点、色鮮やかなアレンジをするのが流行っています。
日本のおかゆだとトッピングは梅干しや佃煮などが主流ですが、コンジーでは紫キャベツと半熟卵、ピリ辛そぼろとトロトロ卵、揚げ鶏皮とクロゴマなど、味がしっかりめ、見た目もカラフルであるのが特徴です。
朝のお腹に優しく栄養もばっちり、さらにインスタ映えもするおしゃれなメニューなので、ベジラテと組み合わせて毎日の朝食にしてみてください。